No | 推薦件数 | 題目 | 著者 | 巻-号-頁 (参考文献数) | 推薦理由 |
S-1 | 1 | 光電融合情報処理基盤に向けた線形光学に基づく 超低遅延演 | 北 翔太 (NTT ナノフォト ニクスセンタ,NTT 物性科 学基礎研究所) | 50-5-254 (19) | 光の高速性を生かした光演算アクセラレータの実現に向けて、独自の線形光 学素子の設計と動作実証を行っている。非常に注目度の高い、独創性の高い 取り組みであり奨励賞に誠に相応しくここに推薦する。 |
S-2 | 1 | 中赤外パルスを用いたアト秒電子ビーム制御 | 森本裕也 (理化学研究所) | 50-6-308 (26) | 中赤外レーザーを用いてアト秒電子線パルスを発生し、アト秒の時間分解能、 ナノメールの空間分解能を持つ電子顕微鏡開発に成功している。物質内の電 子ダイナミクスを極限的な時間空間分解能で観測することを可能にし、未踏の 物理、化学現象の解明つながると期待される学術的に優れた成果であり、奨 励賞に相応しい。 |
S-3 | 1 | フォトニックナノ構造による熱輻射制御と熱光発電 への展開 | 井上卓也 34歳 (京都大 学大学院 工学研究科) | 51-2-76 (20) | 井上卓也氏は京都大・野田グループの気鋭の研究者であり,フォトニック結晶 を用いた熱輻射制御素子,非エルミート光学素子などの新規デバイスの物理 と応用の研究に従事している.本解説記事では,本人が中心に進められた熱 輻射制御光源,および熱輻射制御・近接場結合を用いた高効率太陽電池の 研究成果(黒体輻射限界を超えた光電流を実証)を,分かりやすく解説してい る.新規光デバイスを切り開く研究者として大いに期待できる |
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