会誌「レーザー研究」の投稿規程と要領
- 投稿規程
- 投稿要領
- 原稿執筆要領
1.まえがき
「レーザー研究」は、レーザー学会が発行する和英混載誌で、会員にレーザーに関する原著論文、解説論文、国際会議報告等の発表の場を与えると共に、学会と会員間の情報交換に必要な記事等を掲載する学会誌です。会員はいつでも自由に投稿することが出来ます。投稿された原著論文、解説論文等の掲載の可否は査読者の意見に基づいて編集委員会で決定します。
「レーザー研究」は、DTP(電子出版)を採用して発行(A4版月刊誌)しています。投稿に当たっては、本規定を遵守し、正確かつ速やかな会誌発行にご協力をお願いいたします。
2.投稿者の資格
投稿者は原則としてレーザー学会会員に限ります。ただし,共著者のうち少なくとも1名が本会会員である場合及び本会が原稿を依頼する場合はこの限りではありません。
3.著作権・出版権
i.「レーザー研究」に掲載された原著論文、解説論文、関連記事等(以下、論文等と記す)の著作権(複製権・公衆送信権を含む)・出版権はレーザー学会に帰属します。 著者は著作権移転承諾書を本会に提出しなければなりません。著者複数の場合は著者のうち責任者が承諾書に署名することとします。
ii.「レーザー研究」に掲載された後、その論文等の一部または全部をそのまま他の雑誌に転載しようとする場合、編集委員会の承認を必要とします。この場合、その論文等が「レーザー研究」に掲載されたものであることを明記しなければなりません。
iii.他の出版物から、図表、写真、文章の一部等をそのまま転載する場合には、投稿者自身が著者および発行者の許可を得なければなりません。また,他の雑誌に掲載された自著論文等の一部を「レーザー研究」に転載しようとする場合も同様に発行者の許可が必要です。
iv.「レーザー研究」に投稿中の原著論文と同一の論文を他の原著論文誌に投稿することは出来ません。また、他の原著論文誌に投稿中または掲載済の論文を「レーザー研究」に投稿することは出来ません。
v.紀要または所内報的な性格の出版物、非原著論文誌等に投稿中または掲載済の論文等と重複した内容を持つ論文を「レーザー研究」に投稿しようとする場合は、必ずその旨を明記し、論文の写しまたは別刷りを1部添付してください。
4.論文等の分類と内容
「レーザー研究」では、論文の内容により(表1:掲載区分に分類)して掲載します。投稿者は投稿する内容に従って掲載区分を選択し、制限頁数内で投稿してください。ただし、編集委員会で掲載区分の変更を求める場合があります。原稿の長さは、和文2,750文字相当、英文1,080語相当、図表6枚を刷り上がり1頁に換算します。制限頁数を超過すると別刷料金が割高になりますのでご注意ください。
原稿は、別項の「原稿執筆要領」に従い、原則としてワードプロセッサーにより作成し、投稿から掲載までの手続きに則って提出してください。
5.投稿から掲載までの手続き
5.1 投 稿
投稿者は投稿票およびチェックリスト[Word PDF]に必要事項を記入し、以下の書類一式を編集委員会に送付してください。
(1) 原稿のPDFファイル(A4版)
(2)「レーザー研究」投稿票(A4版)
(3)「レーザー研究」チェックリスト(A4版)
(4)著作権移転承諾書 (A4版)
(5)著者紹介用略歴および顔写真(必要な場合のみ)
上記(1)~(5)をメールにて下記までお送り下さい。
送付先:E-mail lsj-ed[at]lsj.or.jp
(送信時に[at]を@に置き換えて下さい)
*著者紹介は、原則として、掲載区分がレーザーコンパス、レーザー解説、レーザーオリジナルおよびレーザーレクチャーの場合に掲載します。原稿送付時に、著者全員の略歴と顔写真も送付してください。
5.2 投稿の受理
編集委員会は投稿規定に従い正しく作成された原稿のみを受理します。投稿規定に違反した原稿は受理されないことがあります。原稿を受理した日を受理日とし、投稿者に受理通知(メール)を送信します。
5.3 投稿論文の査読・掲載可否の判定
編集委員会は、投稿論文の内容に基づき査読者を決定・依頼し,査読報告に基づき、掲載の可否、原稿修正の要否を決定します。また、編集委員会は査読者の意見に基づいて、掲載区分の変更等を求めることがあります。
5.4 原稿の修正・再提出
編集委員会から修正を求められた場合は、原則として2週間以内に修正原稿を提出してください。原稿を著者に返送した後6ヶ月経過しても再提出のない場合、その論文は撤回されたものとみなします。
5.5 掲載決定後
編集委員会から掲載が決まれば、掲載決定通知を(メール)にて送信します。決定通知後2週間以内に最終論文ファイルをお送り下さい。
(1)原稿はPDF形式とMS-Word形式ファイル
(2)図表はPDF形式と作成ソフトで保存したファイル
(3)レーザーワードはPDF形式とMS-Word形式ファイル(解説のみ)
(4)著者紹介用略歴はMS-Word形式ファイルおよび顔写真はjpg形式ファイル(必要な場合のみ)
上記(1)から(4)をE-mailにてお送りください。カラー印刷希望以外は必ずモノクロにして下さい。その他詳しくは原稿執筆要領を御覧下さい。
5.6 著者による原稿の校正
著者は原稿校正の責任を負うものとします。校正刷り版を受理した後、速やかに校正を行ない、返送してください。校正の際の加除筆は原則として認められません。
6.論文掲載料
掲載区分がレーザー解説、レーザーオリジナル、レーザーレター、レーザー技術ノート、レーザーフラッシュの自主投稿の論文等については、掲載料として別刷り100部以上を購入ください。なお、編集委員会より執筆を依頼した論文等については、購入の必要はありませんが、制限頁数を超過した場合は加算金(1万円/頁)を原則として頂きます。ただし、別刷りを必要とされる場合およびカラー印刷は有料とさせて頂きます。
7.別刷料金
表2によります。ただし、フルカラー印刷頁が含まれる場合は、表3に示す追加料金が必要となります。
8.原稿提出先
一般社団法人レーザー学会 「レーザー研究」編集委員会
E-mail:lsj-ed[at]lsj.or.jp
(送信時に[at]を@に置き換えて下さい)
「レーザー研究」への投稿は、以下の要領によりお願いいたします.なお、掲載までの期間は、投稿頂いた時点から最短でも3ヶ月以上を必要とします(査読、修正、編集、校正などの処理のため)
1.「レーザー研究」投稿票
下記より様式をダウンロードし、表題、著者名、所属、連絡先等を必要事項を記入の上、原稿と一緒にメールでお送りください.
■ 様式:日本語 [Word PDF] / English [Word PDF]
2.「レーザー研究」チェックリスト
下記様式の各項目を、投稿規定に基づいてチェックし、必要事項を記入の上、原稿と一緒にメールでお送りください.
■ 様式:日本語 [Word PDF] / ENG [Word PDF]
3.「レーザー研究」著作権移転承諾書
下記様式に必要事項を記入の上、原稿と一緒にメールでお送りください.
■ 様式:日本語[PDF]
4.著者紹介の作成
掲載区分がレーザーコンパス/オリジナル/解説/レクチャーの場合、著者紹介を掲載し ます(希望者のみ)。著者紹介用略歴はMS-Word形式、顔写真はjpg形式で保存し、原稿 と共にメールにてお送りください。
5.レーザーワードの作成
解説論文の場合、レーザー関連用語解説として「レーザーワード」を掲載します。論 文が掲載可となりましたら、論文中から一語選定して作成を依頼いたします(日本語 で200~400字程度)。レーザーワードは、最終原稿と共にメールにてお送りください。
6.「レーザー研究」テンプレート
このファイルは「レーザー研究」誌の体裁に準じた原稿テンプレートです。原稿作成に際しては以下の注意事項に従ってください。ただし、このテンプレートで作成した原稿がそのまま印刷されるわけではありません。
■ 印刷体裁テンプレート:[Word]
7.原稿作成前に必ず通読ください。
・「レーザー研究」原稿執筆要領(2008年07月改訂)
・「論文の仕上がりを良くするために」 [PDF]
・「図表作成上の注意」[PDF]
8.原稿提出時には、以下を送付してください。
(1)原稿のPDFファイル(A4版)
(2)「レーザー研究」投稿票(A4版)
(3)「レーザー研究」チェックリスト(A4版)
(4)著作権移転承諾書 (A4版)
(5)著者紹介用略歴および顔写真(必要な場合のみ)
上記(1)~(5)をメールにて下記までお送り下さい。
送付先:E-mail lsj-ed[at]lsj.or.jp
([at]は送信時、@に置き換えて下さい)
9.掲載決定時には、以下を送付してください。
編集委員会から掲載が決まれば、掲載決定通知を(メール)にて送信します。決定通知後2週間以内に最終論文ファイルをお送り下さい。
(1)原稿はpdf形式とMS-Word形式ファイル
(2)図表はpdf形式と作成ソフトで保存したファイル
(3)レーザーワードはpdf形式とMS-Word形式ファイル(解説のみ)
(4)著者紹介用略歴はMS-Word形式ファイルおよび顔 真はjpg形式ファイル
(必要な場合のみ)
上記(1)から(4)をE-mailにてお送りください。特に図表はファイルが開けない場合にスキャナにより読み取りますので、鮮明なものにし、カラー印刷希望以外は必ずモノクロにして下さい。その他詳しくは原稿執筆要領を御覧下さい。
1.原稿の構成・書式
原稿は以下の構成の順に従って,A4版に横書きで作成してください.
(1)表紙頁
・ 論文題目,著者名,著者所属および住所(和文)
・ 論文題目,著者名,著者所属および住所(英文)
・ Abstract(英文,150ワード以内)
・ キーワード(英文,5個以内)
(2)本文,謝辞,参考文献
(3)図説明,表説明(いずれも英文)
(4)図,表(挿入文字はいずれも英文)
(5)式(本文中に含めてもよい)
2.原稿作成上の注意
2.1 論文題目・著者名・所属 論文題目は論文の内容を適確かつ簡潔に表わすように記述してください.文字数は,和文:35字以内,英文:15ワード以内とし,省略語は使用しないこと.やむを得ず長くなるときは,刷り上り各頁のフッタに使用する省略題目を併記してください.
著者の所属が異なる場合は,著者名の右肩に1,2,3のように数字を付けて区別してください.また,研究場所が現在の所属と異なる場合は,現所属も併記すること(現住所は脚注として記載ください).
2.2 Abstract・キーワード 前記掲載区分が,レーザーオリジナル,レーザーレター,レーザー解説およびレーザー技術ノートの場合は,150ワード以内の英文要旨(Abstract)と5個以内の英文キーワード(名詞形)を記述ください.
また,英文要旨は,英文題目と共に必ずネイティブチェックを受けてください.なお,投稿者から希望があれば,編集委員会からネイティブチェック業者に依頼介します(有料).
2.3 本文 論文項目の番号付けは,大項目を1,2,…として中央揃えとし,中項目を1.1,1.2,…,小項目を1.1.1,1.1.2,…として左詰めとする.
原則として常用漢字新仮名づかいを用いる.術語はレーザー学会および文部省で制定されたものを用いることが望ましい.人名,日本語に十分定着していない術語などは原則として原綴で書く.欧語の原綴を日本語に混用する時は出来るだけ英語を用い,英,仏,独,露語などの混用を避ける.
2.4 脚注・参考文献 脚注は,引用箇所(文)の右肩に,†1,†2,†3,‥と示し,その頁の下欄に説明文を記載ください.なお,長期間の参照に耐えないカタログ,ホームページURL等は脚注とすること.
解説論文では参考文献は20編以上を目安とする.
参考文献は,原則として以下の形式で記述ください.参考文献は通し番号をつけ,本文の末尾に一括して記述ください.
本文中では引用箇所(文)の右肩に1),1,2),1-5)のように番号を記入してください.
・雑誌の場合 著者:誌名 巻数(発行年)[No.号数,]*1 頁数.
・書籍の場合 著者:書名([シリーズ名 巻数,ed.編集者,]*2出版社,出版地,発行年)p.頁数.
*1:毎号頁の改まる雑誌の場合に記述
**2:シリーズ物の場合に記述する
注1)著者は全員の氏名を記述する.ただし,10名を超える場合,11番目以降の省略(et .al)を認める.
2名以上の場合はコンマで区切る.ただし,欧文では,“A and B”,“A, B, and C”のように”and”を挿入する.
注2)書名(含:プロシーディング他の単行本に準ずるもの)はイタリック体とする.
注3)雑誌の巻数は太字(ボールド)とする.
以下に参考文献の記載例を示します.
(例1)欧文雑誌: N. G. Basov, V. A. Danilychev, and Y. M..Popov: Sov. J. Quantum Electron. 1 (1971) 18.
(例2)欧文単行本: G. Herzberg: Molecular Spectra and Molecular Structure II. Infrared and Raman Spectra of Polyatomic Molecules (D. von Nostand Company, Inc., Princeton, 1945) p.122.
(例3)欧文単行本[編集された本の一部を引用する場合]: Ch. A. Brau: in Excimer Laser ed.Ch. K. Rhodes Topics in Applied physics Vol. 30,Springer-Verlag,Berlin,1979)p.87.
(例4)欧文proceedings: C. V. Shank, R. L. Fork, and R. T. Yen: Proc. 3rd Int. Conf. Picosecond Phenomena, Garmisch-Partenkirchen,1982 (Springer-Verlag, Berlin, 1982) p.2.
(例5)和文雑誌[日本語投稿の場合] :山田正:レーザー研究 7 (1979) 625.
(例6)和文雑誌[英語投稿の場合]: M. Shimauchi: Rev. Laser Eng. 8 (1980) 875 (in Japanese).
(例7)和文単行本: 塩谷繁雄,豊沢 豊,国府田 隆夫,柊木 宏:光物性ハ ンドブック(朝倉書店, 1984) p. 434.
2.5 図,写真および表 図表は原則として図表ソフトで作成し,表題,説明文および挿入文字は全て英文を使用してください.文字フォントは,図(英文)はゴシック系(Helvetica,Arial)を推奨,表はTimes,ギリシャ文字はSymbolを使用のこと.
図表はそれぞれ1つにつき1ページとし,それぞれ通しの図表番号をつけ,著者名を記載ください。
図表の説明文は,「図表説明」として別紙にまとめ,原稿の末尾に付けてください.他の文献から引用した場合は,説明文の右肩に引用文献番号を記載のこと.
図(写真)をカラーで掲載したい場合は,その旨を明記してください.ただし,費用は著者の実費負担とします.カラー掲載以外の図はすべてモノクロにしてください。
3.その他
原稿作成に関する資料として下記があります.必要な方はレーザー学会ホームページから(前期)を参照されるか,または学会事務局に請求ください.
1)図表作成上の注意
2)論文の仕上がりを良くするために(参考文献,式,図)